奇怪で理解しがたい文字列

早口なオタクの140文字で収まらない叫びや絵を好き勝手にぶつけていく場所。すべての文が無駄に長い

たらたらとテニスの話

割といつでもテニスの王子様のことを考えて生きていますが、やはり新テニ30巻以降より強くテニスって楽しいじゃん!って気持ちを抱きしめて日常を送っています

ペアプリを読み返してみたり序章を読み返してみたり、抜けていた新テニを買いそろえたり、秋の夜長に全復習したいなと思っています。楽しみ~!いつできるかな

そんなわけでだらだらとさいきんのわたしとテニスの話だよ

 

アニプリ履修してる

こんだけ人生救われてたり我が永遠の母星とか言ってたりするくせに、ぜんぜんリアタイで見てなかったのでアニプリ未履修だったんです。実は。もぐりか

本当に梶本くんとか誰?って感じだったしジュニア選抜とかも知らないし、弦一郎のキャラソン青春の影たち」を一緒に歌ってるこの女誰よくらいノー知識でした

なのでたいへんありがたくYouTubeで更新されるアニプリを自宅仕事のときに流しているんですが、本当に仁王雅治のキャラがブレまくっていて笑ってしまってつらい。面白すぎる

仁王くんの定まらないキャラに関しては噂レベルでしか知らなかったんですが、ここまで別人だと思わなかった。すごすぎる。誰だ。面白すぎて内容入ってこない

でも仁王くんだから「この時はこういうキャラを研究してた」とか解釈できちゃうところがまた面白いよね。いや面白すぎる、調子よすぎるこの仁王雅治。あまりにも面白い。なんか嫌なことあった?とか疑う
仁王くんが出てるとその謎キャラが気になりすぎてもう何の内容も入ってこない。しゃべるたび笑ってる

アニプリはテレ東のYouTubeチャンネルで見れるよ。みんなで見よう

【公式】テニスの王子様 - YouTube

 

氷帝VS立海の映画楽しみだし死を感じるよね

21年には氷帝VS立海の映画ですよ。要介護なので姉と上司それぞれと観に行く約束をしました。誰と誰が戦うのか、それによっては死です。死ぬんだ、俺は。たぶん上映後映画館の椅子からひとりで立ち上がれないと思う

なんでかって前科があって。『KING OF PRISM -Pride the HERO-』を観たときがそうだったんだ…椅子から立ち上がれず係の人に大丈夫かと声をかけられ、震える手でフォロワーに電話をかけ、「無理~~~~!ほんと無理…無理なんだけど…無理だよおお…」と泣きながら吐き出したあの日…ほてった体をクールダウンさせる風…さびしくひとひら落ち葉が舞うセピアなフリーズ…

ていうかどっちが勝っても負けても死ぬ。敗北のない戦いはどこにもないから必ずどちらかが勝ち、どちらかが負ける。つらい。悲しい。今から臓器吐きそう。誰かが勝ち、誰かが負けるんだ…

 

勝つのは氷帝!と常勝立海大!が響くテニスコートに何を思う

想像するだけで情緒ぶっ壊れです。どうしたらいい

だって常勝を掲げる立海は負けないし氷帝だって勝つのは氷帝だから負けないんですよ
どっちも常に勝者なのよ。敗北を味わったことがあっても、彼らは勝者なんですよ。彼らは勝者という気高さを常に持っているんだ

でもさ~~~~隕石落ちてきてノーゲーム!とかはやめてほしい。たぶんそれはしないと思うんですけど。ドリームマッチと言っている以上ね。わかんないけどね。よくあることだからね。でも多分しないと思うんだよね

は~~~楽しみだけど怖い。だって玉川よしおと赤也がダブルス組んだらどうするよ。ないと思うけども。よしお出る?楽しみすぎるぞよしお

 

立海氷帝の違いを感性だけでたらたら考える

最近なにかで「勝者というのはどうしたって負けたときに脆く弱い」みたいなことをきいたんですけど(アニプリの井上さんの台詞だったかもしれない)、とりあえずこういう勝者と敗者のメンタリティに触れると幸村精市のことを考えるので、もちろんこのときも幸村精市のことを考えたのですが、同じ【勝者】だとしても氷帝ってなんかそういう脆さをあんまり感じないなと思いました
立海が脆いかと言われると少し違うのだけど

なんというか立海氷帝もそれぞれ「勝者の矜持」というものがあると思いますが、あり方が違うな~って感じる。それは全国を取っている今の立海氷帝の違いかもしれないけど

悪く言えば「勝者でいなければいけない」常勝に縛られている立海と(あくまで幸村精市世代の立海の話)勝者であろうとし続ける氷帝というか…

うーん。個人の感覚でしかないけど、氷帝って〈究極の努力家〉である跡部様のカラーもあるかもしれないけど、華麗なのに泥臭いですよね。ほんとそういうところ好き

立海は「勝者というか王者」なんだなって思いました。王者なんだよな
挑戦者であったとしても、王者としての誇りが原動力になっているし、王者であるという矜持がまた彼らの持つ凄みにもなっているし、王者というプライドを全員が同じく認識しているから強いんだろうなぁ(言葉を変えて全部同じことを言っている)

いや知ってた。原作でもミュでもさんざん歌われてた。無敗という絆で結ばれたキングオブテニスだしいっときの王者じゃないからね。対戦するすべてで最高の流儀だね~~~!!!!(ここ好き)

この映画、氷帝VS立海って書くとなんか…なんか!ってなるしかといって立海VS氷帝って書いてもなんか…!なんかね!ってなるから同列に扱う何かがほしい。いや同列なんだけども……前後とか気になるよね…来年の映画とか言えばいいのか

 

テニミュ4thと新テニミュ楽しみだね

そんなわけでテニミュ4thと新テニミュが発表されましたね!嬉しいよ~~~~

テニミュは3rd不動峰公演に行ったきりでそっからは一切触れてないのでアレなんですが、500年続いて伝統になってもらいたいし4000年後にはハッピーメディアクリエイターとして許斐先生の名前が歴史に刻まれてほしいので4thが決まったのは嬉しい限りです

とりあえずは30年を目指して、100年まで続いて文化になるところを目指していきたいですね。テニスに捧げた青春を送ったあの日から許斐先生の像を千葉に建てるのがわたしの夢です

初めていったテニミュドリライ7thですよ。なつかしいね7th 

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マジのマジで当時の絵

ほんとにマジのマジのマジのマジで当時ドリライ7thに行くにあたりmixi(懐かしい)にアップしてた絵です

四代目青学がゲストで六角キャストはアイルの回だった。レポ漫画とか描いてた。さすがにアレすぎるから全部は載せないけどmixiのやつも消したしこのまま一生消えるんだなと思うと寂しい気がせんでもないので比較的ましな部分の絵だけ載せておくね…菊丸様がかわいく描けたと思ってるのよ…

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当時の………………

四天はBです。青学は初代メンバー。左上はダブルスタイムの身長差がかわいいねっていうやつですね。立海はメインキャスト回だったんですけど、これ以外にも4回くらい身長差について描いててどんだけ身長差にときめいてたんだよって思いますね。でも今見てもあ~~~~いい身長差だな~~~~~!!!!って思う

わたしがテニスの王子様をこんなに深く好きになり、こんなに長く楽しめているのは確実にテニミュがあったからだし、自分におけるテニスというジャンルを考えたときにテニミュはとても大切なものの一つなので、こうして続くことが本当にうれしいです
許斐先生が大切にしてくれているのも嬉しい

特に青学とか比嘉はテニミュがなければこんなに好きになれてなかっただろうなぁと思う学校なので、改めて魅力を教えてくれたテニミュって偉大だったなって
いまでこそめっちゃくちゃ大好きな黄金も、きっかけとしてはテニミュが大きかったよなぁって

生で触れたテニミュが7thだったから1stも終わりの頃だったので、新テニミュは本当に最初の最初から知れることが嬉しいです。とっても楽しみ~~~楽しみだよ~~~~

 

そしてもうすぐ跡部様のお誕生日でテニチャの日だからそれも楽しみ~~~
仕事が忙しくても頑張れる~~生きていける~~~

とりとめのない最近の日常のはなし

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去年かおととし急にユウくんというかゼウスに恋をしたんです
その前からゼウスのことは普通に好きだったんですが、なんか急に、ほんと急に恋したのでなんでだろうな…って思いながら描いた絵
そういえばアップしてなかったなって

でも思えば遠山金太郎が好きだし小さくても男らしい男子は大好物だったよな。なるべくしてなった結末ゼウスisDestiny

プリリズの時のゼウス…というかユウくんは照れ屋さんな男の子という印象だったので、まさかキンプリでこんな俺様わがままボーイに育っていると思わなかったんですが、それでも優しいところとか一生懸命で頑張り屋なところとかは変わっていなくて、甘えられる人がいるからこその部分もあるんだな~って思った時に、やっぱり愛しいかわいい子だなぁと思いました。いい男になってくれ

ユウくんの胸にはハピレやベルロ、オバレのプリズムの煌めきがいっぱいいっぱい詰まっていて、それを大切に抱きしめてゼウスに成長していっているのがとても好きだし、これからもっともっと素敵なプリズムスタァになっていくのも楽しみ

ラグナロクみたいなことが起こっても守ってくれるからな。さすがゼウスですよ

 

最近テニスの王子様がすごく好きなんですよ

前からじゃんって感じだけど最近特になんですよ。そして仁王雅治のかっこよさにビビってる。前からかっこいいと思ってたけど改めて。いくつになっても新しく魅力を知り、新鮮な気持ちで恋心を確信するテニスの王子様の王子様たちって本当に素晴らしいですね

わたしはTwitter依存オタクなので(最近は頑張ってツイートを控えて大人ぶってる)仕事中以外はツイートしていないだけでだいたいずっとツイッター見てるんですけど、一カ月に一回くらいテニプリっていいな!って歌いだしたくなる出来事がTwitterで起こる気がしていて、そのたびに改めて好きでいる喜びを感じる…Thank you for everything happy media creator

そんなわけでめちゃくちゃ久しぶりにスッゲ―真面目にテニラビやってる。びっくりするほどフルコン取れなくて笑う。たすけて

テニチャもね、嬉しいね。楽しいしね。今みたいにどずっぽりテニスの住人になったのは10年位前のことなので正直言って新参なんですけど、その当時でも「今更」テニスにはまってしまった…って気持ちは正直あって

でも今現在でも連載が続いていてラジオやアプリがあって、そして新しい展開があって…本当に幸せだなあって思う。連載も15年超えてるし周りとの差とかブランクとかで「今更」って感じてしまうところは絶対にあるんだけど、それでもハマるのが遅すぎたって感じることがあんまないよなって思うのは、常に新しい何かが動いているからだよなぁって

長いな!!!!これとは別に新テニミュと4th嬉しいねってエントリ下書きしてるんだけどもうこの話そこでいいじゃん感めっちゃある

 

最近灼熱カバディが本当にめっちゃくちゃ面白いんですよ

お前はそれしかないんかい。いやでも本当に。毎週毎週追いかける楽しさっていうのをとても今(171話)感じている。進撃とかもそうだと思うんだけど、貴重な体験をしているなっていう実感があるんだよな

リアルタイムが最も尊いとかそんなことはないと思うけど、それでも次の話を最前線で待ち、同志と一緒にわぁー!って騒げるのって特別だと思う。いいよね。なんか“この瞬間”感がある
こういうのが好きだから舞台とかが好きなのかもしれないですね。休憩時間に一斉に感想言い合うの大好き

今やっている奏和VS能京戦ってこれまでの作中の試合と比べると断トツで長いけど、読み続けていて確実に心が沸き立つ話が待っているし、なんならその話のために灼熱カバディを読んでほしいって思うくらい素晴らしい話が詰まっているなあって
1話からの積み重ねが効いてくる話はこれまでもあったけど、長い間期待して信じて待っていたものが一気に放出された回は言葉にならなかったし、それが評価として数字で反映されているのも嬉しいんだな~

この作品を好きになってよかったなぁって心から思う。まして連載中に追いかけることができてめちゃくちゃ幸せ。ありがとう人類…本当にめちゃくちゃ面白い、今
ずっとずっと面白いけど、今のこの一話一話が、一秒ごとに成長していくような彼らを見るのが本当に楽しいし嬉しい

 

忙しくてなんもしてない

何か知らないけど思えば6月くらいからひっきりなしにずっと忙しくて軽く自律神経やってる雰囲気さえあるのでもうやりたいこと何もできてなくて日常いうても日々テニスに感謝してる~~~!カバディ面白い~~~~!しかなくてびっくりする

もうあらゆるアプリのログボ切れてるから。友達の創作とかゆっくり読みてー!って思ってても一週間の何かをチャージするために休日は一日ベッドで寝たり起きたりを繰り返さないと持たない。これが老化……

新しく勉強したいこととかもあったり、小説読みたいな~とか思ったりするけどそんな時間も取れなくて寂しいしグラブルとかほんとなんもやってねーーーー!!!!!

なんもやってねーーーー!!!!やべーーーーー!!!!何ならこの間の古戦場の個ランとかもうアレだしアレ。いろいろアレ。編成とかもこの半年全部なんとなくで組んでなんとなくで戦ってるから絶対無駄だらけ。アーカルムチケ常に90枚。たまに頑張って85まで減らすけどなんか気づいたら90になってるんですよ…こわ…一日経ってました…?

闇六竜のソロとか今までどうやってました?って感じで立ち回り覚えてないし流行りのマルチ編成もちゃんと組めないし新しい武器どんどこ出るしお空元気すぎない!?良いことだな!!!ミュオンくん描きたいな!!!なんかお絵描きする時間が欲しいですね!!

いつまでたっても進まない宵越の誕生日絵!(ラフ止まり)そもそも描けてもいないサマバレ絵!着手しているものの顔が気に入らなさすぎる奏和VS能京絵!アッシュの誕生日には完成するはずだったアッシュの絵!各個撃破していけるようがんばりたいね!!!!

あといい加減チアキカシマとの愛を深めたいよね。秋だからね。拾ってないエピソードとかあるしね。時間が欲しいよ~~~~夏休み5週間くらいとりたいよ~~~

 

あなたを構成する5つのマンガ その1

好きなものを好きだと大騒ぎしたいタイプのオタクです。こんばんは
そんなわけで、かなりまえTwitterではやったこれをやったのよ。だからね、細かく書くのよ

このブログはなんのためにあるかって好きなものを好きだと大音量で言うためにあるのよ。だからここでまた書くのよ

そんな感じの前置きはさておき、案外うーん見つからないなー!って思ったりしてました。例えばテニスの王子様とかジョジョの奇妙な冒険とか遊戯王とか、もはや当たり前すぎて忘れていたというか…(どうでもいい話を脚注にいれる)*1

基本的に「あなたの価値観(人格)を構成する5つのマンガ」だと思って選んだ5作品です

作品の面白いポイントを順に説明しているのではなく、自分が好きなところを好きなだけ切り取って話してるからめちゃくちゃ長いし同じこと何回も言ってる

長すぎて5つ同時に載せらんないな!って思ったので3作品にカットした
文章が…へたくそだから…同じことで長々と……

 

「ゴールデン・デイズ」――高尾滋 

ゴールデン・デイズ 4 (白泉社文庫 た 8-13)

ゴールデン・デイズ 4 (白泉社文庫 た 8-13)

  • 作者:高尾滋
  • 発売日: 2013/09/13
  • メディア: 文庫
 

生きてるうちはもちろん死後も全人類の感想を墓にそなえてほしい

いやもうなんでこれやったかってゴールデン・デイズ読んでください全人類って言いたいがためだけにやったところある

人生で何億回言ってるかわからないくらい言ってる。わたしの人生を構成しているマンガと言われて真っ先にこれが浮かぶし、この作品以上にすべての価値観を構成しているものはないです。っていうくらい特別な作品です

おはなし

異様に過保護な母にトラウマを抱える男子高校生の相馬 光也(高1)。彼の拠り所は、ヴァイオリンと入院中の曾祖父・慶光。ある夜、慶光危篤の知らせをうけ、光也は病院へ駆けつけるも地震に襲われ、病院の階段を転げ落ちてしまう。

光也が目を覚ますと、大正10年8月31日の東京だった。慶光に生き写しの光也は、慶光と勘違いされたまま、大正時代で生活を続けることに。

「もしも時が戻るなら…あいつをきっと助けに戻るのに―神様時間を戻して」

時の狭間で聞いた曾祖父の悲痛な祈りを胸に、なぜ自分はこの時代へやってきたのか、慶光の後悔とは何なのかを考えながら、光也が東京に現れた日に姿を消した“16歳の慶光”の消息を追う。

あたたかい人々、大正という時代の厳しさ、これから世界に起こる様々な苦難と向き合いながら、時を超えて人を愛し、慈しみ、守る、大きな愛の物語。

という、ひらったくいうとタイムスリップ大正浪漫でちょっとブロマンスな少年同士の友情を描いた物語です。平成を生きていた少年が大正時代の貴族の家で生活し、文化の違いや価値観の違い、今と変わらない部分や全く違う部分にふれ成長していきます

好きなところ

余韻のある読後感

高尾滋先生の作品はとにかく「やわらかくて、しなやかで、美しくいとおしい」のが特徴かな~と個人的に思います

ゴールデン・デイズを読んだ後は、物語の空気が自分の心に宿るというか、物語を凝縮したかけらが残るような感覚があります

読み終わるとまた1話を開きたくなるし、タイトルもじっくりと味わいたくなる

なんてことないと思ってしまうような「ゴールデン・デイズ」というタイトルが、読後にはきらきらと輝いて見えます 

愛しくて、切なくて、やるせなくて、もどかしくて、苦しくて、それでもどうしようもなく幸福だと思えるところが、この作品が持つ繊細な魅力だと思う

読み終わった後どうだったのかをいろんな人に聞いてみたいと思う作品です 

 

繊細で美しく、やさしい言葉

高尾滋先生の作品は、詩篇のように美しく繊細でありながら、鮮やかに人物の感情を描き出す「言葉」も大きな魅力の一つです

自分でもうっかり見落としそうな「わたし今悲しかったんだ」みたいなことを、しっかりと「悲しいんだよ」って分かるように教えてくれる

登場人物全員が自分の感情にも相手の感情にも敏感で聡いのですが、脆さがなく、芯が強くてしなやかなので、「傷つけた」「傷ついた」を拾い上げて描写しても決して砕けず、優しく昇華してくれる

ゴールデン・デイズは平成生まれの少年が大正時代にタイムスリップしてしまう話なので、共有できる常識や情報が少なく、「言葉にしても分かり合えない」状況も発生します
どちらも真実を伝えていても、認識が違うので噛み合わない。荒唐無稽で受け入れられない。序盤は積もった不満が噴き出す場面も多々あります

それでも彼らの心を永遠につなぐものは、やっぱり「言葉」から生まれていくのがいいなぁって。高尾先生が紡ぐ言葉のやわらかさがこの作品の血液だなあって思う

 

二度と会えない親友に贈る言葉

主人公、光也が時を超えた親友・仁に贈る言葉が本当にもうすっごいなって

是非読んで味わってもらいたい台詞です。「自ら幸福になることを選択しない、二度と会えない親友」にどんな言葉を投げかけたらいいのか。どうやったら親友の人生を一生照らし続ける言葉を残せるのか

作中で光也は、きちんと仁の人生を一生照らし続ける言葉を投げかけるんですが、この台詞が本当にすごい。読んでいるわたしもそれに納得できる台詞なところがすごい

人生でこんなに美しく素晴らしい台詞にはもう二度と出逢わないだろうって心から思うし、今までの人生でこの台詞以上に感動した台詞はないっていうくらいぶっささっている言葉なので、本当にいろんな人に読んでほしいんだよな~~~

 

タイムスリップもので見たいエンディング

これは確実に個人の好みですが、タイムスリップものでこういう「時間」の描き出し方をしてくれた作品に出逢ったのは初めてでした

光也と仁の二人が時のなかで奇跡のように出会い、信頼を育み、一緒に過ごしてきた時間も過ごせなかった時間も、二人の人生のどこを切り取っても、出会った瞬間から死の瞬間まで、二人は一緒にいると信じられるような「感情が時間を超越する」友情が描かれているんですよね

自分の人生の中に相手が常に存在していて、相手のことを想った時に、世界のすべてが相手に向かっていくような関係というか。相手を思った時、一瞬で心がその愛おしい時にタイムスリップできるというか

二人の間には現実的な時間という概念なんて関係ないほどお互いが結びついている

「心という空間において時間を超越して二人が出逢う」というか。これこそまさに「時間を超越する」タイムスリップ作品で自分が求める形なのかなと思います

 

幸福が時を超えて届く

先述したようにゴールデン・デイズは印象的な台詞やモノローグがたくさんありますが、この作品を象るものとして「幸福が時を越えて 届く眩いばかりの日々が」というものがあります

もうね、ほんとそれなんですわ

この感覚は最後まで読まないとたぶんわからなくて、途中中だるみを感じたとしても、できれば最終話まで読み切ってこの感覚を味わってほしい

 

「人と人が想い合う」究極の形

わたしはBANANAFISHのアッシュと英二を想う時、どうしてもこの作品の仁と光也のことも思ってしまうし、逆もまたしかりなのですが、それは彼らが「人と人が想い合う」ということの究極の形を描いていると感じるからだろうなぁと思います

人間関係のある種の終着というか、答えというか。諸行無常諸法無我、色即是空、空即是色なこの世界で、たとえ相手が目の前からいなくなってしまったとしても、永遠に残るものって何だろうって考えたら、心の中にその価値を置くしかないと思うんですよね

わたしは永遠について思いを深めたいタイプのオタクなのですぐ永遠という言葉にときめいてしまうんですが、物質的なものってどうしたって有限だと思う

たとえば三千年後にも残したいという思いがあって、または神の臨在を証明せんとして作られている宗教芸術や歴史的価値のある石碑も、きっと「永遠」を目指して作っただろうなって。だからこそ目に見える物に、可能な限り長くその価値を刻むわけですよね。たぶん。どうでもよかったら残さなくていいし砂に書いておけばいいことだから
それらに価値を見出すのは知的好奇心だけではなく、そこに込められた当時の人々の祈りや願いに思いを馳せられるからだと思うんです。ていうか個人的にはそういうところが好きなんですが、そこには学術的価値とはまた違う、当時の精神的な価値があるじゃないですか

話がそれまくりましたが何が言いたいかというと、人間関係において「現実的にどうこう」とかではない、奥の奥にあるきらきらした永遠の価値を感じられる2人だと思うんですね

「永遠は一瞬の中にある」って言ったのはショーペンハウアーだった気がしますが、ひとつの極まった価値のなかでは、一瞬も永遠だし永遠も一瞬というか。永遠とか一瞬とかって時間ではなくて価値なんだろうなって思いますよね

つまりここで定義している永遠の意味としては、哲学用語としての永遠のように超時間的に存在する価値だということが言いたい(無駄すぎるほど長い)

何千年とその人の心に残る価値を持った出会いが描かれているなぁって思う

 

色んな人に読んでほしい理由

長くなりすぎてこれ1本だけにしたほうが良かったのではないかと思わんでもないですが、ゴールデン・デイズを人にお勧めしたい理由って、その人の感想が聞きたいというのが個人的にとても大きいです

好きでも嫌いでも、良いところも悪いところも、その人がこの作品を読んでどう思ったのかを知りたいなって思う

自分だけの特別な箱に閉じ込めて大切にしたい作品もあるけど、ゴールデン・デイズはどちらかといえば、大切だからこそいろんな人に見てもらって、いろんな感想をききたい作品です

自分だけの価値観でこの作品を見るのってもったいないなって。他の人のいろんな考えをインプットして、また読んで、っていうのを繰り返して、もっといろんな角度から彼らの人生を見つめていきたい

 

総括

ひとりの人間がタイムスリップして過去の人々と築く関係をとても美しく描き出している作品だと心から思う。過去の人間の中には未来が芽生え、未来にいた人間には過去が蓄積され、それが一本の筋となって人の心をつないでいく

過去と未来がまっすぐにつながって「今」にたどり着いている描写に感動するし、タイムスリップもので描くべきはこういう人間関係なのかなぁと読んでいて感じた

そんなわけで リンクはあえて文庫版の4巻を貼っているぞ!!!!!文庫の4巻には文庫の描き下ろし漫画があるんですが、今まで読んだ漫画の描き下ろしで一番心が揺さぶられる短編でした

本編を読んで感動したなら、絶対にこの描き下ろしを読んでほしい
これがなくても物語はきちんと終わるんですが、これが正しいエピローグなのかなと思う。とても美しい。「美しい」という言葉の美しさがふんだんに詰め込まれている

  

 

「BASARA」――田村由美

BASARA バサラ文庫版 全16巻完結セット (小学館文庫)
 

言わずと知れた少女漫画の建国大河ロマンの大作。個人的にゴールデン・デイズが情操のバイブルだったら、BASARAは思考のバイブルみたいなところがある。この物語に登場するさまざまな立場の人間のそれぞれ異なる考えを手に持っていたいと思う

おはなし 

文明や科学が退化し、荒廃した世界。日本は京を中心とした4つの州に分かれ、国民は王家の圧政に苦しめられていた。ある日、白虎の村に双子の兄妹が生まれる。兄のタタラは国を救うと予言された「運命の子供」として、村の期待を一身に背負いっていた。妹の更紗は「タタラの妹」とみられることに寂しさを募らせていたが、優しい兄を始めとする家族や村のみんなに囲まれ元気に暮らしていた。

2人が15歳になった日、国王の末子である赤の王の軍勢が白虎の村を急襲。タタラと村長である父が殺害され、母は連れ去らわれてしまう。皆が絶望に沈む中、更紗は「わたしがいない時はお前がこの村を守るんだよ」というタタラの言葉を思い出し、髪を切りタタラとして立ち上がる。タタラとして生きることを決めた更紗は、白虎の宝刀を携えて赤の王を倒すべく旅に出る。
道中、一人の青年・朱理と出会いお互いに心惹かれていくが、実は朱理こそが赤の王本人だった。2人はお互いの正体を知らずに愛し合い、戦いに身を投じていく。(Wikiから引用・編集)

ひらったく言うとの少女漫画的ラブロマンスが詰め込まれている架空戦記なのですが、あらゆる立場の人間のさまざまな視点が鮮やかに描かれていて、勉強になるなぁと読んでいて思う作品です

正義や悪は立場が異なることによって変わると一般的に言われますが、この作品は自分たちの目線で正義と悪を判断しているのではなく、国の未来として何が正しい道なのかを判断基準に据えて迷いながら進んでいっているところに好感が持てます

正しいか正しくないかはどうしたって長い歴史において判定されるものでもありますが、ひたむきに命を燃焼するように最大限生きていく更紗たちの生き様は、見ていて胸が熱くなります

好きなところ

これも女の子が頑張る物語だから好き、という部類に入る気がします

少女革命ウテナの天上ウテナとか、革命者としての女の子はどうしても気になるし好き。春日望美とかね

でも更紗は正直心が清すぎて、さらに無茶すぎて、ウテナとか望美とかと同じように好きなわけではないし、ちょっとどうかなって思う部分もかなりあったりもする

それでも彼女を応援せずにはいられない、魅力的な人間だなぁと思います

また更紗に協力する人たちがとても素敵なのもあって、やっぱり応援せずにはいられないんだよな~結局

 

弱くて穢れない主人公

先日マンガワンでBASARAを全配信していたのですが、主人公である更紗がうじうじしてて嫌いってコメントがそこそこあって少し驚きました

15,6歳の少女なので仕方ないところもあるのですが、確かにそういうところもあるのかな~という気もしました。すぐに泣いちゃって進むまでに少し時間がかかるところもあるしなぁって
でもやっぱり更紗の強さって、そういう彼女の弱さかなとも思う

更紗はしょっちゅう泣くし甘いし性善説極まりすぎてて大丈夫か?って思うこともあるし、運がなければ乗り切れないところもたくさんあるんですが、ある意味「更紗が弱いから」周りが彼女を助けてくれる。世界が彼女を助けてくれる。弱いけど、泣き虫だけど、それでも歯を食いしばって前に歩いていく更紗だから、すべてが力を貸してくれる

ご都合主義と言ってしまえばそれまでなんですが、でもそれが彼女の強さで、この物語が持つ力なんだろうなぁと思います

そういう彼女だからこそ「運命の子」という説得材料にもなってるというか

時代と世界が彼女を選んでいて、運の強さもこれだけで説明できちゃうなって思う、個人的には

そもそも「泣かない」とか「踏み荒らしてでも進む」みたいなことだけが強さでもないんだけど、良くも悪くも純粋な少女らしさを持ち続けている更紗だからこそ開けていく未来でもあるのかな~と

更紗の甘すぎる優しさがあったから切り拓けた道はたくさんあるし、けもの道でも進んでいくタタラの強さが切り拓いた道もたくさんある

この漫画の冒頭にバサラとは金剛石(ダイヤモンド)を意味するという説明がありますが、更紗の傷ついても簡単に砕けないところ、穢れ切らずに輝き続けるその心の強さを意味してるんだろうなぁと思う。いやほんと強い子だよ更紗は…

 

心に刻みたい名台詞ばっかり

わたしはとにかく「言葉」を重要視する傾向があり、物語でも台詞を大きくとらえるタイプなのでものすご~く作品の台詞とかを気にするんですが、BASARAは本当に台詞がめ…………っちゃくちゃいいんですよね…めっちゃくちゃいい、もうどのキャラにも5つ以上好きな台詞があるし、胸に飾っておきたい台詞がたっくさんある

そもそもBASARAを読み始めたきっかけも少女漫画の印象的なセリフを書き出すスレみたいなやつをダラダラ見ていて、出てくるもの全部が全部めちゃくちゃツボにハマってうわ、絶対読もう…と思ってその日のうちに何も考えずに文庫5冊買って翌日に残りを全部揃えたという突発的行動だったんですけど本当にあの時読もうと思ってよかったなって

買うきっかけになったのは四道の「私の死が彼女に優しく伝わればいいけれど……」というモノローグでした。これが出てきた時にこれか~~~~!!!!!!!!!ってなってめちゃくちゃ泣いた。いいシーンだった

最早すべての台詞が好きですが、やっぱり一番胸に残っているのは白虎がついているときの更紗とママの台詞のやりとりと戦場での赤の王の演説ですよね。もうみんな好きだよねここね。沖縄のあたりの物語もいろいろ考えますよね。好きですよね。もう全部好きだよね

良いエピソードも良いキャラもいっぱい

エピソード的には網走刑務所がとてもとても好きです。なぜなら水の鹿が好きだからです

どんな理由があれど箱庭に生かざるをえない不自由な人間とその世界に真っ向から向き合って蹴破って風穴を開けて輝く夜空とオーロラを見せるみたいなお話が本当に好きです。そうだねグレンラガンだね。当然この流れで行くとBASARAで一番好きなのは言わずもがな浅葱ですね。そして熊野が好きだね。そういうことです。なっちゃんひーちゃん浅葱群竹最高ですね。本当最高。めちゃくちゃ泣いた。幸せであれ

 

神子だから四神とか熊野出てくるとテンション上がっちゃう

これよ

色々あれどこれはかなりデカいのよ。だって白龍の神子だもんそうなるよ。よくわかんない郷愁持ちながら見ちゃうから。熊野とか。玄武の刀とか。魂の記憶かってくらい染みついちゃってるから仕方ないよね!つまり神子にオススメ!

 

このBASARAは連載当時学生だった人たちは結構当たり前に知っている作品ぽいのですが、いつ読んでも古くならない不朽の価値観が描かれていると思うし、知らん人にはぜひ触れてみてほしいなあと思う

わたしにとってはくじけそうになったら開く、大切な作品のひとつです

 

 

きみはペット」――小川彌生 

生きることに不器用だけれど精一杯人生を生きているキャラクターみんなが愛しくて大好きな作品。小川彌生作品で一番好き
何回かドラマ化されていて、そのどれもが漫画とは違った味付けがあってそれはそれで面白いですが、どーーしたって省かれるエピソードがたくさんあるし漫画の愛おしさはなかなか出ないな…と思ってしまうんだな~~~

おはなし

巷談新聞社に勤める巌谷澄麗(スミレ)は、モデルの様な容姿と明晰な頭脳を持つ才色兼備のキャリアウーマンだが、本当は繊細で恋愛に不器用。

失恋と左遷でストレスを抱えていたある日、スミレは家の前に転がっていたダンボールに捨てられた青年・合田武志を見つける。居場所がないという武志は同居を求めるが、スミレは追い払うつもりで「昔飼っていたペットに似ているからペットとしてなら住まわせる」と提案。しかし武志はすんなりとそれを受け入れ、ペットの「モモ」として同居を始める。

不器用で不安定な二人の共同生活を描いたラブコメ。(Wikiから引用・編集)

ひらったくいうとアラサーのスーパーバリキャリ美女の家にペットとしてダンサーの男の子が住むお話です。ドラマとかだと普通の同居ぽい感じで描かれるけど、漫画の初期のほうは扱いがペットな上にスミレちゃんの性格もドギツイので今の社会では受け入れがたい人もいそうだなと思う

単行本だと3巻くらいから本来の話のテーマに移行していくのかな~という印象があり、1,2巻あたりはとにかくスミレちゃんの性格のキツい部分ばかり見続けることになるのでちょっとしんどいかもしれない

いろんな意味で「人間として見られていない」モモがスミレちゃんにとってかけがえのない存在になっていく過程をラブコメとして見ても面白いし、逆に「人間として見られていなかった」からこそモモがスミレちゃんにとって特別な存在になったともいえる部分に人間関係の面白さも見えるしで、とても好きな作品です 

好きなところ

めちゃくちゃ二次元

ハイパーバリキャリ女性がイケメンのダンサーをペットとして飼っていたり、イケメンな先輩とお花畑なカップルをしていたり、ライバルもペットとして彼氏の家に上がり込んだり「めちゃくちゃ二次元じゃん!」って出来事が起きるのが個人的に面白いと思うところです

そもそも「二次元じゃん!」って思って楽しめる作品が好きなのもあるんだけども、二次元すぎると冷めるので(めんどうくさいオタク)、ちょうどよいラインをいってくれている作品なんだと思います

どう転んでもスミレちゃんの表面であるバリキャリと自分は似ても似つかないけど、スミレちゃんが仕事でうまくいったり、逆に落ち込んで人間関係に悩んだり自己嫌悪する姿を見ると自分も頑張ろうって思うし反省しようって思える
気持ちの作用的には『プラダを着た悪魔』のアンディを見てるのに近い気がする。わたしはアン・ハサウェイじゃないしアンディみたいに努力家でもないけどアンディの気持ちわかるよ。みたいな

現実的にいそうで絶対いない濃いキャラクターたちの赤裸々な日常が好きなのかもしれない

 

全員悩みを抱えながら精一杯生きている

これは小川彌生先生の作風の一つでもあると思いますが、傍から見れば鮮やかに生きて見える人も本当は全然足取り軽くなんて生きていなくて、みっともなくてどうしようもない自分を抱えて泣きわめきながら匍匐前進して生きている

恋愛の些細な悩みや、仕事の悩み、留学している時の悩みも結構リアルで、全員のどこかに感情移入ができるなぁと

特にわたしは気が小さいくせにプライドばかり高いところがスミレちゃんとよく似ているので、スミレちゃんが抱えるとげとげした感情を全部まあるく包んでくれるモモの何気ない一言や、ユリちゃんのぴしっとした言葉に救われます

 

引用が多くて引用萌えとしてときめく

スミレちゃんの職業が新聞記者でモモがダンサーなのも理由の一つではありますが、芸術的なものの引用やオマージュ、パロディが多いのも好きな理由のひとつです。これは小川先生の作品すべてに言えることですけれども

あときみぺってめちゃくちゃファンタジー要素が強くて。タイムスリップしたり意識の中で違う世界に迷い込んだり、わりとそういうぼんやりしたものが未来を決める要因になっていくし、スピリチュアルぽい要素も持っているので好き嫌いも分かれるとは思うんですけど、個人的にはそういうところも好き

個人的に印象的な回はアメリカ人であるエマが日本の「縁」について勉強している話なんですが、仏教とキリスト教の立場から「縁」という概念を話していて、すごく納得した記憶があります
育ってきた環境や信じているもの、大切にしている価値観が違っても、理解しようと思い、その人のことを尊重しようと思った時、どんな人もいとおしく思えるよね。という、いわゆるライプニッツが言う永遠の哲学的な話でもあるんですが、一つの物語としてさらっとそれを描くのっていいな~って

 

くせのつよいキャラクターを多く生みだす作者さんでもあるので、合う合わないはあるかなぁと思いますが、個人的にはそういうキャラクターたちがとても愛しく、うらやましく映ります

この人の作品も好きな台詞がとても多くて、特にハマって読んでいたころは多感な年齢だったのもあり、モモの言葉にはずっと救われ続けてきた気がします

小川作品は現実的な苦しさもありながらも作品世界の価値観が善に満ちていて好きなんだな~ 

きみぺはどのキャラクターも本当に好きなんですが、ユリちゃんとスケナリが特に好き

あと基本的に小川先生の絵が本当に好き。体のバランスとか指とか手とか爪とかすごく好き。女の子のまつ毛とかピアスのキャッチとかも好きだし男の顔も好き
小川先生の作品で一番好きなキャラは『キス&ネバークライ』に出てくるドミニクです。キスネバは読む人をもっと選ぶけどドミが最高なので気が向いたら読んでくれよな!

 

 

長すぎだし何一つ得るもののない作品紹介すぎて公開をためらうレベルなんですけどここまで書いたしわたしのチラシの裏だからまあいっかな!!!!!!と思って晒した

 

むか~~~しむかしゴールデン・デイズ読んだあと泣きながら描いた絵でものせておくネ

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今以上にへったくそな絵だけど、たぶん今描いてもこの絵みたいには描けないと思うから気に入っている

 

 

*1:というか、「あなたを構成する5つのマンガ」って言われると「…構成されてないな🤔?」みたいな

まずジョジョに関しては好きになったのがもう20過ぎてたので、構成されるというか「死ぬ前に出逢えて感謝しているマンガBEST3」とかのほうが近くて、遊戯王に関してはマンガももちろんだけどアニメすべてをひっくるめて愛しているのもあって(GXが一番好きだし)一概にマンガとくくりきれない作品だよなって

テニスに関してはなんと一時アンチだったんですけど、そんな人間がいまテニスの王子様は地球で母星で許斐先生は唯一神で信仰対象であり、わたしの生きる世界にテニスの王子様があるのではなく、テニスの王子様が存在する世界にわたしが生かしていただいているのでわたしを構成するなんてとんでもないですみたいなことをガチトーンで言うんだから人生不思議ですね。テニスも漫画とミュの相互作用があるので、マンガって言われるとほんとにそれだけじゃないんだよな~。テニス世代だけど、アニメは全然見てなかったのもある

「あなたの人生」を構成する作品は?って言われたら確実にジョジョ遊戯王、テニスは入ってきたけど、わたしを構成するっていうとなんかあんまピンとこなかったんでしょうね……たぶん与えてもらっているものがデカすぎたんでしょうね

古戦場中ってマジで何もできないよね

今年も8月30日にマンガワンという漫画アプリが読み放題企画をするんです

なんと、おおよその連載作品が1話から最新話まで無料なんです!わー!すごーい!!!

灼熱カバディが一気に168話読めちゃうんだ~~~!?!?!?!?!?!??!?!

人類~~~~!!!!!頼む人類~~~~!!!!!!読んでくれ頼む~~~~~!!!!!!!!

マンガワンはこれだよ!

マンガワン-小学館のオリジナル漫画を毎日配信
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開発元:SHOGAKUKAN INC.
無料
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いやわたしはマンガワンの無料日に灼熱カバディ読んでくれペーパーをつくる予定だったんですけど古戦場だし普通に仕事は忙しいし(たいてい帰宅してからも別の仕事をしています)何も描けねえ~~~!!!!!!!コラ~~~~!!!!!!間に合わんぞコラ~~~~!!!!!!竜吉公主~~~~!!!!!!って八つ当たりしたりしているところです
テニプリパーティー読んで爆泣きしたりもしてるけどこれは精神の均衡を保つために必要な儀式であり祈りのように大切なものなので…

(※その後つくりました)

 

話を戻して。『灼熱カバディ』という世界でも5本の指に入るんじゃないか?ってくらい激熱カバディ漫画が今(169話)めちゃくちゃ面白くて毎週興奮がとまらない展開なのでぜひリアルタイムで読むという体験をしてほしいんですよ

たとえば漫画読んでいて「これ連載と同じタイミングでドキドキしたかったな~!」ってなることってあるじゃないですか
ジョジョの4部の「ダイヤモンドは砕けない①」あたりとかね。スラムダンクの最終回とかね。わたしは思うんですよ

そういう展開が今起こっているんだ…。毎週毎週、更新されるのを読むたびに、リアルタイムで知っててよかった、今この瞬間追っててよかった、灼熱カバディ知っててよかった…って思うんですよ。こういうふうに思える漫画に出逢えるって幸せだなって

このへんの記事とかでも長々と書いたんですが 

灼熱カバディって文字通り【灼熱】で、部活の熱い部分やスポーツ観戦の臨場感を見事に描き出しているスポーツ漫画なのですが、ここしばらくの熱量は読んでいて若干怖さを覚えるくらいだなぁと感じるんです

というのも、燃え尽き症候群みたいなものが世の中にはあって
あまりにも素晴らしい試合展開で、あまりにも見事に感動させられて、読者の胸が熱くなるように作者である武蔵野先生もめちゃくちゃ今アツいんだろうな…!って感じられるような熱量で展開していて

いやもうこれ描いたら先生バーンアウトしない…?大丈夫、、、?って不安になるくらい熱い試合なんですよ…だから読んで。受け取れ魂、ふるえるぞハート燃え尽きるほどヒート刻むぞ血液のビートだから…………本当に後悔させないから読んでくれ…

知ってくれるだけでいい、読んでくれるだけでいい、読んで面白いと思ったらほかの人に勧めてくれるだけでいい…わたしはひとりでも多くの人の「灼熱カバディ面白い!」って言葉を見たいだけなんだ…それにせやろせやろってしたいんだ…

だってこんなにめっちゃくちゃ面白い漫画が知られてないのおっかしくない???!?!?!?!?????

アニメ化してから漫画買いあさるよりも今知って後方彼氏面しながらアニメ見るの楽しくない!???!?頼む人類!読んでくれ人類!!!!その頃には古戦場も終わってるから!

 

それだけ!!!!!!!! アデュー!!!!!!

 

 

昔のインターネットのサイト管理人のブログって感じがして笑う。これに限らず全部そうだよ