奇怪で理解しがたい文字列

早口なオタクの140文字で収まらない叫びや絵を好き勝手にぶつけていく場所。すべての文が無駄に長い

リオン・マグナスと人生

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テイルズオブアスタリアはログインするたびにリアラたんやコレットから「おかえりなさい!」って言ってもらうんですけど、先日浴衣リオンくんのガチャがね。出たじゃん。復刻?らしいけどまあ出たんですよ

なんかもう……この…生きてて浴衣のリオン・マグナスに出逢えるってなんかもう奇跡だなって…思うんですよ。思いますよ…明日今日よりも好きになれるあふれる思いが止まらないし言葉にできないよね…っていう気持ちで書いている怪文書がこれです

 

ありがてえ、一言で言うとありがたいしこれが奇跡だなって。同じ国に生まれたのミラクルロマンス…いや本当にこういうことよ。人を愛して初めてわかる、ムーンライト伝説の歌詞の奥深さ。ごめんね素直じゃなくて…

いや正直テイルズがいろんなソシャゲ出すようになってから浴衣のリオンくんとかたしか色々あった気がするんです。テイルズオブリンクとかレイズでもあるんじゃないかなって思うしへたしたらテイルズオブキズナ(懐かしさで死ぬ)とかでもあったんじゃないかなって思うんですけど、なんかもうさ~~~~~

うまく言えないんですけどリオンくんってわたしにとって過去も未来もすべて含めて人生で一番好きっていう何があろうと揺るがない一番なので、生きているうちに新規絵に出会えるって改めてすごいことだなって…

よく二次元推してた人が三次元推すようになると「生きてるだけで新規絵」とか言ってたりするし、その気持ちもうける~わかる~みたいなところはあるんだけど、なんか…それのようでいてそれでないようでいて…わ、わからん…自分の気持ちが…複雑…乙女心だからね…仕方ないよね

 

まずリオン・マグナスの人生を考えたときに、浴衣にシャルティエ柄の謎の扇子で夏を謳歌したりするんだなあっていうその事実に泣けてくるんですよね

リオンくんについての説明だよ!
リオン・マグナスとはテイルズオブデスティニーに登場するCV緑川光のキャラクターでテイルズオブ人気投票でもはや殿堂入りした16歳の天才美剣士だよ! テイルズオブデスティニー2でも彼によく似た(…)ジューダスというキャラクターが登場するよ! 戦闘のテーマ曲もアレンジがたくさんあるよ。
皮肉な運命に翻弄され、実の父の手ごまとして実の姉に刃を向けたり、信頼関係を結び始めていた主人公と敵対したりするよ崩れ始めた海底の洞窟で運命という濁流に飲み込まれるがごとく、16年の生涯の幕を閉じるよ。長いテイルズオブシリーズの歴史において味付けが何度も変わった(冷徹で傲慢→素直になれないツンデレのような変化)キャラクターでもあるけれど彼の本質的な部分は変わっていないと思っているよ。最愛の人の名前を自身の最強の技名にするロマンチックな一面もあるぞ☆

リオンくんのことは本当にオタクだなって自覚したその瞬間から好きだし、なんならオタクとして生きはじめたときにかかわった存在でもあるのでいやもうさっきからこれなんなんだろうなって思いながら自分でも書いてるんだけどかつてmixiでも思い出したようにリオン・マグナスが好きっていう文章7000文字くらいでかいてたから許してほしいそういう季節病なんだ…ここはわたしの家だから許して…

リオンくんの好きなところってあえて言葉にできなくて、しいて言うなら存在とか全てとか概念とかあるんですけど、一番リオンくんをリオンくんたらしめているもの、わたしにとっての「リオン・マグナス」という存在は、「たとえ何度生まれ変わっても、必ず、同じ道を選ぶ」と言い切るその覚悟と潔い人生なんです

リオンくんは新しいテイルズ作品に出てくるたびにおまえ誰やねんみたいになることもあるし、リメイク後はずいぶん甘っちょろい性格になったもんだぜ!って酒場のオヤジみたいな気持ちになることもありますが、やっぱり彼のこの意志と決意と覚悟というものは変わっていないと思うんです

たった16年の彼の激動の人生の中で、彼は彼の人生を精一杯生き切ったんですよね

まったく一切の後悔がないわけではないこともD2やリメDや小説やドラマCDとかからわかるけど(全部いろいろ違うけど)それでも彼はリオン・マグナス」として生きたという鮮やかさがわたしは特に好きで、彼に永遠に惹かれ続ける理由なんですね

D2を経たリメD軸の話だと思うことですが、彼にとって本名である「エミリオ」はあの対決の時にはなくて「リオン・マグナス」なんだろうなって。マリアンの名前を呼ぶときはエミリオに戻ったと思うけど、彼は「リオン・マグナス」として死ぬことを選んだんだなって

何回同じことを言うんだこいつはって感じだけど全部自分の気持ちの上では意味が違う(正しく言語化できない)

いやもう話すと長くなるしまとまらないからやめるけど、オリジナル版とリメイク版で彼の性格や人とのかかわり、そしてシナリオが変更されていることによって、確かに彼の孤高で冷徹な部分は失われたとは思うんですが、リオンくんが自分の死を意識していながらもそっちの道を選択する部分は変わらないし、そういう彼でよかったと思います。まあわたしがリオンくんのそういうところが好きだからだけど

生存ルートが欲しかったと思わないの?と以前友人に言われたこともあるんですが、やっぱり色々考えた結果わたし個人はいらないなって思います

これはもう自分の中の感覚でしかない話だけど、たとえばテニスの王子様の全国大会の幸村VS越前リョーマで幸村くんに勝ってほしいか?っていうのに似てる

幸村くんは様々な試練を乗り越えて、あらゆるものを背負ってあのコートに立っていて、その覚悟なんてもう想像もできないと思う

そりゃ幸村くん大好きだし勝ってほしいって思うけど、でも幸村くんが勝ったら彼は一生救われなくて、一生「テニスを楽しむ」なんて考えを持つこともできないかもしれない

そのほうが嫌だから、「幸村くんに勝ってほしくない」じゃなくて「リョーマくんに勝って幸村くんを救ってほしい」と思う
だから負けたら悔しいし悲しいし泣くけど、越前リョーマは負けた幸村精市に笑顔を浮かばせ握手をさせるくらい彼に光を届けてくれる男だからいいんですよ

リオンくんの話に戻ると、作品によって微妙に色々違うから何とも言えないところはあるけど、彼も想像を絶する覚悟を持ってあの瞬間にあの場所に立っているんですよね

なんかもう…野暮だなって…わたしのクソデカな個人の死なないで!感情なんて…持ち込みたくないなって思うんだよ…リオンくんの人生に……………わたしに赤穂浪士を止められるのか…?そんなん無理だよ…いやそういう話じゃないんだけど…………

だってリオンくんがたとえ何度生まれ変わっても必ず同じ道を選ぶって言ってるんだもん…必ずって言ってるんだもん…そして実際に何度もそれを選んでいる……

だから生存とかそういうのは全部イフでいいなって。でもこれはドラマCD(プルースト)があるから思えたことかもしれないなぁとは思う…ドラマCDでリオンくんが大泣きしてるしその理由も理由だから……

 

もう何が何だかわからないけど、だからソシャゲのこういうなんでもないような浴衣絵に泣けるな~って思うんだろうなって思いましたよ
作品の中で彼は完全に完結してしまっているから、彼でありながらも彼が別の楽しいことを味わっているものを改めて見られるっていいなぁって

まあ今までのいろんな絵では特にそこまで思わなかったので単純に浴衣が性癖ってだけなんでしょうけどね!!!!

あと生存ルートについていろいろ考えてたらやっぱありかもなって気持ちになったりしたけどね!!!(今)(ちょろい)
それでもすべてが終わった後実はどこかで生きていました、くらいがいいなと思います

ある日突然クレスタで出会ってもいいし、全部終わってからスタンとルーティーが探しまくってであってもいいし、デュナミス孤児院で洗濯物干しててもいいし…(いのまたむつみ先生のそういう絵あったよね~~~~!!!!!!)

物語としてはあそこで終わってほしいなってきもち

 

もうどうしたらいいのかわからなくなったし自分がいつか読み返すこともあると思えないけど消すのもな…って思ったからそのまま載せておく…

わたしが一番好きなリオンくんはドラマCD版の「テイルズオブデスティニー プルースト・フォーゴットン・クロニクル」なんですけど。これもう本当に全人類に聞いてほしいくらい好きだから全人類聴いてほしいんだけど、マリアンとの関係もこれが一番好きです。めちゃくちゃどうでもいいですけどフォーゴットンクロニクルでプルーストと入っていることから、マルセル・プルーストが書いた小説「失われた時を求めて」のリスペクトが込められていると思いますが、小説が<私>の生涯をなぞっていくようにこのドラマCDもリオンくんが産声を上げた瞬間から死ぬその瞬間までをゲームと違った展開でなぞり、描いています。TODPS2で(シナリオ含め大幅に)リメイクされ、さらにそのディレクターズカットとしてリオンくんを主人公にしてプレイできる「リオンサイド」なるものが追加されたものも発売されていますが、このリオンサイドのストーリーともまた違っているので、本当にリオンくんのことを知っていてかつ憎からず思っているけどドラマCDとか聴くほどでは…って思っているすべての人に聴いてもらいたいです。基本的に重めの同担拒否夢女で原理主義腐女子っていう業の深いオタク人生を送ってきていますがリオンくんに関してはもう…なんていうの…夢とか腐とかもあるのはあるんだけどもうただただ彼の幸せを祈っていたいのよ…こんなピュアな気持ち…そうこれは愛なわけよ…。このドラマCDはエピローグの「Yes, my lady」も涙が枯れ果てて干からびて死にそうになるほど素晴らしいんですが、シャルティエとの関係もすごく良くてね~~~~好き。シャルとの関係は小説の「蒼黒の追憶」も好きなので全人類に読んでほしい。いやシャルからみたリオンくんってなんか新鮮だったなって。展開的には真新しいことはあまりないけど「僕のエミリオ坊ちゃん…僕がいたからさみしくなかったでしょう?」を初めて読んだときの鳥肌たるやもうほんと無理ですよ。ハァ~~~~ほんと…シャルティエ……シャル…はあ…ありがとう…もう何が言いたいって全人類に読んでほしいし聴いてほしいし全人類とリオン・マグナスを分かち合いたい。そういう時です今。でも実際分かち合えるのかって言うとめんどくさいオタクだから難しくてさ~~~~~そういうとこよ本当に。リオンくんのよさってやっぱり「完成して完結しているのに永遠に未完成」な感じがあると思うんですよね。リオンくんがあの時いたらなぁとかそういう感じの。永遠に考えられる。そしていろんな作品によってわりとキャラの味付けが変わることによって、いろんな考え方が出来るようになった気もします。昔はやっぱりオリDの冷酷なところや陰気臭い(…)ところが好きでもあったのでリメDの変化とか、そもそもエスコートタイトルとかの変化とかまんまるやんけ!ってくらい尖ったところがなくなったことに対してかなり複雑な気持ちも持っていましたが、今はもううんうんそれもまたリオンくんだねみたいな境地になりました。そこまでではないけど! でも微妙にいろいろなリオンくんのルート…?が描かれることによって、いろんな要素を混ぜてこうだといいなぁっていう自分の中での自分が納得するもの?が出来上がったなぁって。だからこんなに長く好きでいられるんだろうなとも思うし、永遠に考えていられるんだろうなって思う。なりきりダンジョン3だったかな?でジューダスとリオンのどちらかしか仲間にできない選択を迫られるシーンがあって1週間プレイをストップしたんですが、こういうところが好きだなって思います。二者択一みたいな…しんどいものはあったけど、こういうところにリオンイムズをなんか感じてしまいましたね。なんかもうね、本当にリオンくんみたいに好きになるキャラって一生出てこないだろうなって心から思うから、そう思うたびに特別だなあと思いますよね。彼の抱えているものや内面に秘めているもの、頭で考えているもの、言葉で発するもの、行動で示すもの、人生にあらわれるもの、歩いてきた過去に散らばるもの、つま先から頭のてっぺんまで、全部が愛しくて全部が永遠に解き明かせないなぁって思う。とても立体的に好き。運命に翻弄された人生だったけど、彼を救ったのも運命なんだなって思えるから「テイルズオブデスティニー」というタイトルも本当に好きなんですよね。タイトルに納得する作品が大好きマンだからそれもあってTODは本当に本当に本当に大好き。なんだかんだゆうてDが一番好き…遙か3もそうだけどいちいち運命が好きすぎるな…